＜１９：５５＞
毎週日曜に、坂本龍一ファン歴36年の私が昔を思い出しながら書いています。
先週は新コロで体調不良のため一回お休みしました。
今回は13回目、1996年発売「1996」から書きます。
前作「Smoochy」前々作「Sweet Revenge」のポップ路線を一旦止めて、ピアノ、バイオリン、チェロの三重奏で過去の坂本作品を表現したアルバムです。発売当時はピアノ（がメイン）作品としてのベストアルバム的な位置付けでした。
このアルバム以降、この形態で坂本さんはアルバムやライブをすることが増えました。
坂本ファン初心者の方は、このアルバムから坂本龍一さんを聴き始めるのも良いかもしれません。
また、この時期、中谷美紀さんのシングル曲「Mind Circus」やアルバム「食物連鎖」でプロデュースをしたり、Sister M（実際は坂本美雨さん）のヴォーカルをフィーチャーした「The other side of love」を発売したりと、女性ヴォーカルの曲を発表していた機会が多かったと思います。
そういえば、この時期以降、坂本さんは誰かをプロデュースするようなことはほとんどなくなったような気がします。
次回は、1997年発売の「ｆ」あたりから書きます。
