とある坂本龍一ファンの回顧録(3)

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オネアミスの翼をきっかけに坂本龍一さんのファンになりました。
その次に、1987年10月NHKで放送された坂本龍一さんのライブを観て、更にファンの度合いが増してきました。
そのライブをきっかけに買ったのが、NEO GEO(ネオ・ジオ)というアルバムです。

ちなみに、某ゲームメーカーのNEO GEOとは全く関係ありません。
「新しい地球」という意味でこのタイトルを付けたようです。
このNEO GEOとアルバムタイトルと同名の曲「NEO GEO」が、このアルバムで一番インパクトのある曲です。
イントロから感じたのはミディアムテンポなバンドサウンドだったのですが、沖縄民謡のヴォーカルが聴こえだします。
当然歌詞やメロディーも沖縄民謡な感じです。
自分の中では「!!!」
この曲もまた、オネアミスの翼の曲に負けないくらいのインパクトがありました。
当時、バンドブームでボウイやレベッカバービーボーイズなどが流行っていた(はず)のですが、自分はあまり興味がありませんでしたのでほとんど聴いていませんでした。
おそらくそういう流行りのほうを聴いていたならNEO GEOを「変な曲」で片付けていたかもしれません。
この曲の次に入っていたのが「Risky」。
Amazon Musicには入っていなかった?!)
確か、イギー・ポップさんがヴォーカルだったと思います。
当時確か日産セドリックのCMに使われていたと思います。
この次の曲FREE TRADINGやShogunadeも好きです。で、その他にもいくつか曲が入っていましたが、詳細忘れてしまいました。
 また、このアルバムの曲順とタイトルにもちょっとした工夫がありました。

1曲目はBefore Long、最終曲はAfter All。

当時中学3年生の自分には英語の意味わからなかったです。
で、辞書で確認したら、Before Long=「やがて間もなく」、After All=「結局」。
なるほど、面白いタイトルの付け方するんですな、坂本さん!!
また、Risky(Riskの形容詞)についても勉強になりました。
riskyを辞書で調べると「(行動的に)危険な」と書かれていました。
中学生英語で「危険」といえば、danger(形容詞dangerous)しか知りませんでした。
dangerは「(死傷する可能性のある)危険」
risk は「(詐欺で財産失ったり不倫など、行動的に)危険」
という意味だということが分かりました。

そういうこともあり、曲やタイトルのネーミングなどで印象的でした、NEO GEO。

でも、NEO GEO買った後に正に高校受験シーズンに入ってしまい、高校受験が終わるまで坂本さんのアルバム購入は控えました。

次回は高校受験後に買ったアルバムについて書いていきます。