「自分の感受性くらい、自分で守れ」

<23:40>

 昨晩、このブログ更新し忘れました。やっぱ「ほぼ毎日」更新です、このブログ。

昨晩クローズアップ現代+で取り上げられていた茨木のり子さんの詩で気になるものがあったので、それを書こうとしました。それは、茨木さんのとある詩の最後のほうで書かれた、

「自分の感受性くらい、自分で守れ」

実はこの言葉、約31年前に知ったのですが、何が出典元か知らなかったです。

(この言葉の後に「ばかものよ」が付くのを最近知りました)

 1991年3月某日、私はとある北海道内の高校を卒業しました。その時卒業アルバムか何かに図書館の司書室の方からの卒業生へのメッセージとして書かれていました。

当然担任の先生や他のお世話になった先生方もそれなりにメッセージを書いていましたが、覚えていません。

この言葉

「自分の感受性くらい、自分で守れ」

だけが妙に自分の中に引っかかっていました。

その謎解きの答え合わせのような形で、昨晩のクローズアップ現代+を観ていました。

もうすぐ50歳になるこの時期になって、また最近あった東大前での少年の事件とその背景、昨今のコロナ禍の閉塞感、さらに茨木のり子さんの人生観を通して、この言葉を聞くと、雷を撃たれたというか、剛速球が心ど真ん中に投げ込まれたというか、あるいはぐうの音も出ないような感覚になりました。

 今までの自分を振り返ると、自分の感受性をうまくコントロールできなくていろいろやらかしてきました。50歳以降は、ちょっとはうまく自分の感受性と付き合っていかなきゃ、、、、、