映画「言の葉の庭」

<16:39>
 昨日観てきました、新海誠監督最新作「言の葉の庭
http://www.kotonohanoniwa.jp/
感想は、「雨の日の、高校生と女性の淡いけどどこか切ない恋物語」です。
ああ、俺も高校生の時に、年上or同級生or下級生とこんな切ない恋をしてみたかった、、、、
新海誠監督の作品って、切ない恋愛の男心(とくに思春期)を描かせるのが上手いというか、つい感情移入して観てしまいます。
 この上映時間は54分と短いですが、2時間弱の映画を観ている感じでした。
この作品では雨のシーンが多せいではないでしょうか。たしかに日常でも晴れの日よりも雨の日のほうが映画の中で流れる時間は遅く感じられます。
ひょっとしたらそういうのを計算した結果、この短さになったのではないでしょうか。
 さらに、特筆すべきは「更に深みを増した新海誠ワールドの映像美」です。
雨のシーンを扱ったアニメは数あれど、この映画ほどリアリティのある表現を出来たものはありません。最初「実写か?」と思ったくらいです。
夕日・朝日のシーンでのライティング・色使いも新海監督っぽくて綺麗です。
主人公がノートに鉛筆書きするシーンがこれまたリアル!!どうやって作ったの?!
映像表現については、マジで一見の価値あり!!
名だたるアニメ監督に引けを取りません。
また、これらのシーンを味付けするBGMはピアノのみ。これがまたシンプルながらも美しいメロディ!!
サントラ出たら買います、まちがいなく。久々に良い感じのピアノ曲軍です。
 今回この映画を知ったのはTOHOシネマズのサイトから。なので、隣の県のTOHOシネマズ名古屋ベイシティまで行って観ました。それだけの価値はあります!!
でも、良く調べると、自分の住んでいる静岡県でも上映していました。
http://www.zart.jp/
しかも、6月14日には新海誠監督の舞台挨拶が!!
ちゃんと上映劇場確認しましょう、オレ。
 もちろん、この映画を観たことが今年のいいこと56個目です。
(昨日書いた映画さくらんが55個目)
それでは!!