とある坂本龍一ファンの回顧録(5)

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坂本龍一ファンである私の回顧録の5回目。
前回は1988年3月頃に買ったアルバム:メディア・バーン・ライブ、未来派野郎について書きました。
そのあと1988年4月に、坂本さんが映画「ラストエンペラー」でアメリカのアカデミー賞作曲賞をとりました。
でも、ラストエンペラーのサントラは買わずにCDレンタルでカセットテープにダビングしたと思います。
6,7月頃までお小遣い貯めて、次はこの坂本さんのアルファレコード時代のベスト盤を買いました。

ベスト・セレクション

ベスト・セレクション

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YMO時代にリリースしたソロアルバムからのセレクションだったと思います。YMO的な感じが所々に散りばめられています。
坂本ファンでありながら、このアルバムはあまり聴きませんでした。自分にとってちょっととっつきにくかったです。
次に買ったのは、たしかエスペラント

ダンスパフォーマーの方のために作った音楽をアルバムにしたものらしいです。
これは実は1、2回しか聴いていないです。
おそらくダンス(たぶん前衛的)と一緒に観て聴かないとピンと来ないかもしれません。
この頃、坂本さんのファンになって2年くらいの時でした。
いろいろなジャンルの音楽、いや、ジャンルにとらわれない音楽を作っていることを実感しました。この頃は1988~9年、イカ天などのバンドブーム最盛期。周りのみんなはレベッカジュンスカイウォーカース、バービーボーイズプリンセス・プリンセスTMネットワーク、ザ・ブルーハーツなどなど聴いていました。そのため、周囲の人間と音楽の話をしても話が合わない、というか合わないのが判っていたので音楽の話はしなかったです。

次回、来週は私が坂本さんのアルバムで最も好きな「音楽図鑑」について書きます。