伊藤計劃「虐殺器官」読破

 ついさっき読み終えました。

虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

感想は「残酷な描写を混ぜつつも、この21世紀初頭の情報社会をどこか皮肉めいて表現しているスパイアクション小説」といった感じです。
万人受けしませんが、伊藤さん独特の風景や心理描写とそれに付随する知識の添え方がカッコイイ。
濃くてカッコイイ文のパレードです。
うー、凡人の自分ではこの小説の感想をうまく表現できない。
しかし、伊藤計劃さんが小島秀夫作品に影響を受け、また小島監督も伊藤さんの才能を認めたのは非常に良く解ります。
ちなみに、現在では文庫版が発売されています。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

それではこの辺でおやすみなさい。