ゲーム機と私 第9章 1998年1〜6月

 1998年1月のゲームライフは、PSのグランツーリスモ(GT)から始まりました。サターンのゲームはもう興味ない、、、、と思いきや、この年の1〜4月のサターンは結構熱かったです。1月には、サウンドノベル”街”、AZEL〜パンツァードラグーンRPG、2月にはバーニングレンジャー、4月にはサクラ大戦2など、サターンの代表的ゲームが多かったのを覚えています。
それに、この頃ですよ、せがた三四郎がブレイクしたのも。
ですから、PSに負けたとわかっていつつも、サクラ大戦2で最後の桜を咲かせることができたセガサターン(実際は2000年4月頃までゲームが出ていましたが)。歴代のセガハードの中では、一番輝きながら収束していったと思います。
 今あげたソフトの中で一番好きなのが、パンツァードラグーンRPGでした。パンツァードラグーンシリーズ好きな私は迷うことなく購入。基本的にはRPGと言うスタイルをとりつつも、敵に対して優位な位置に移動するためのアクション性も備えており、また4枚組という大ボリュームもあって、結構楽しめました。これぞセガ、と言えるゲームの一つだったと思います。個人的には、次のハードウェア(Xbox360あたり)で、復刻版出して欲しいな、、、、
 と、セガよりなことを書きつつも、この当時、PSで発売された鉄拳3を買いました。
 たしか、この年の3月、景気回復のための減税らしきことがあって、3月末の給料に減税分が上乗せされていました。これで何か買おうかな、、、、と思っていたら、某ゲーム誌の鉄拳3の広告がユニークでした。
 その広告のイメージが、駅のキヨスクらしきところに新聞がたくさん売れていて、その新聞に”鉄拳3で景気回復!!”と見出しが書かれていました。ゲーム業界の世の中の注目度や影響を逆手に取った面白い広告なので、”おれも、景気回復のために、減税分で戻ってきたお金を鉄拳3に使おう!”と、あまりにも安易に鉄拳3を買ってしまいました。またこれが結構出来が良く、全キャラクリアするために必死に遊んでおりました。サターンでバーチャファイター2を遊んでいた頃のことはすっかり忘れていました。
 この頃、自分の仕事のほうでは組織改変があり、評価関係の変な雑務をやっていた程度。まだ、気楽な自分でした。

 このまま、PSが一人勝ちするのをセガは黙って見ているはずもなく、5月にあの発表をします、、、、次回は7月2日。

それでは、オヤスミナサイ。