世界から猫が消えたなら

<05:39>
 昨日、一昨日の2日間で、一気にこの本を読み終えました。

世界から猫が消えたなら

世界から猫が消えたなら

映画版を観ようと思って観ていなかったこと、Amazonのプライム会員だと¥99円でkindle版を購入できたこと、この2つの理由からkindle版を買って読みました。
感想は帰宅後に書きます。
<22:40追加>
 感想は「今年読んだ小説の中では一番気に入った、と言えるほどクライマックスに感動!!涙が出てくるばかり!!」です。
残りの命少ない主人公と、知ってか知らずか残りの人生はそんなにないからと言っていろいろ片付けている認知症の父がなんだか妙にシンクロしました。
主人公に感情移入しながら読みつつも、「父は今までの人生をどのような形で振り返っているのか、残りの人生をどういう気持ちで過ごしているのか、認知症ながらもそういうところはわかっているのかいないのか」などと考えを巡らせながら読んでいる自分がいました。
そして、
「本当に人生に必要なものは何か?」
を考えるきっかけをくれました。
断捨離するのにためらいや抵抗感がグーッと低くなりました。
おそらく、2,3か月後にもう一度読み直すかもしれません。
ネットでは賛否両論のようですが、私はこの本が好きです。
ちょっと早いけど、おやすみなさい。