ゲーム機と私 第7章(1997年4月〜9月 後編)

 前回書きましたとおり、この年の6月下旬からの東京暮らしで、安値になっているサターンのゲームを秋葉原で買い漁っておりました。それこそ、サルのように。しかし、8月下旬、とあることがきっかけでサターン以外のゲームに目が行くことになりました。
 1997年8月某日、アキバをうろついていると、某電気店の前で、発売を数週間後に控えたプレイステーション版の”装甲騎兵ボトムズ”のゲームのデモンストレーションが行っておりました。
 ”おお、ボトムズか!!”とちょっとうれしくなった私は、試しに遊んでみました。”バーチャロンよりもリアリティがあるかも”とちょっと気に入った途端、”このゲームやるためにプレステ買おう!!”と安直に決心しました。この日、アキバにいながらも、ポイントゲットを考えて、わざわざ新宿のヨドバシカメラまで行き、PS本体、メモリーカード、そしてリッジレーサーレボリューション(たしかベスト版)を購入。今思えば、これをきっかけに、自分はセガオンリーなゲーマーから、マルチプラットフォームゲーマーに変わったのでした。つまり、アキバでサターンやPSソフトの値崩れ品(但し新品)を探すことになったのです。ある意味楽しみが増えたようなもので、この頃にアキバの某店でソウルエッジ(前年の12月発売。新品)が¥1480円(税抜)で売られていたのが衝撃的でした。だって、この頃、都内のコンビニで同じソフトが定価(¥5800円(税抜))で売られていたんです。しかも、このゲーム自体評価が高く、また、サターンとPSの力の差(グラフィックの半透明処理など)を見せつけるゲームでしたので、”ああ、これがPSの力、ナムコの力なんだ、、、”と思い知らされました。これを機に、アキバでサターンやPSの値崩れ新品(しかも評判のいい)ゲームを買うことが生活の一部になりました。むしろ、そういう買い物自体を自分が楽しんでいたのかもしれません。この頃はまだ、社会人とはいえ研修中の身でお気楽な自分だったなぁ、、、

 で、肝心のボトムズは、、、、未だに買っておりません。お粗末。

こんな感じで迎えたこの年の9月、突然の研修終了とともに、配属先への引越しとなり、10月からは、アキバが電車で2〜3時間かかる某県某市での勤務となりました。さて、どうするアキバ通い?!

ということで、次回(6月25日)をお楽しみに。
(中身的には、つまらないでしょうけど勘弁して)

ド疲れさん!!