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先月から毎週日曜書いているこの企画:
「人生100年時代と言われている最近、50歳の自分が残りの50年のうちにしておきたいこと」
今回は聴きたい音楽に関してです。
「自分の生まれた1970年代とそれ以前の曲(特に邦楽)の流行曲を一通り聴いてみる」を6個目の方針として挙げます。
理由は昨日のスナックラジオで聴いたT字路sの襟裳岬が非常に気に入ったからです。
(このアルバムに入っています)
襟裳岬(えりもみさき)といえば、森進一さんの代表曲でもあり、おそらく50代以上の方々であれば一度はTVで観たり聴いたりしたことがあると思います。
自分も小さいときにTVなどで観たり聴いたりしたことはあるのですが、その時は別段なにも思わなかったです。自分の小さいときは「森進一さん=物まねされる歌手」という認識しかなかったです(森進一さんおよびファンの方々、失礼しました)。また、子供の自分には歌詞の中身、世界観を全く理解していませんでした。
しかし、昨日スナックラジオでT字路sがカバー曲として歌っているのを聴くと、涙が止まらなくなりました。おそらく今年聴いた音楽の中で一番のお気に入りになりそうです。歌詞のなかで「理由のわからなぬことで悩んでいるうちに老いぼれてしまうから」とか「日々の暮らしはいやでもやってくるけど静かに笑ってしまおう」とか、今の自分の心を洗ってくれるものが多かったです。
きっと「小さいとき何気なく聴いていた(耳に入ってきていた)けど、いま改めて聴くと、自分の心のほうに突き刺さる曲が、むしろ自分の生まれた1970年代やそれ以前の邦楽に多いんじゃないか、そんな気がしてきました。
どのみち流行の曲にはついていけていないし、むしろ過去の名曲をまだまだ聴けていないほうに対して目と耳を向けるべきだ、そう思います。
まあ、いっぺんに聴くより、少しずつ探していきます。