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自分の記憶では、約18年ぶりに読みました。
感想は「なつかしさと新たな発見があって面白かった。」です。
ひょっとして、いまいろいろあるSNSたちがノーライフキングなのでは?
と考えてしまいます。
30年ちょっと前に発表されたこの作品は、当時の小学生たちで広まった噂とそれに振り回される世の中を書いています。
昨今SNSでの誹謗中傷やフェイクニュースによる悲しい出来事が問題になっています。これってSNSがノーライフキングとなって世の中をかき回しているんじゃないかと思います。SNS自体はコンピュータとネットワークが作ったシステムにすぎません。無機的なものです。でも、それらに庶民がいろんな情報をSNSに(良いものもそうでないものも含めて)貢いで世の中への影響力を増していく。人気のあるSNS情報メディアの王様たちです。自分もSNSを楽しんでいますし、現に利用してこのようにブログ書いています。
でも、今更ながら、これらのSNSと戦うとまではいかなくとも、SNSを恐怖の大王にしないよう、自分も含めて書き込みや扱う情報を客観的に扱う必要があるのかもしれません。