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今日の昼過ぎに読み終えました、小説版MGS4こと、メタルギアソリッド ガンズ・オブ・パトリオット;

メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)
- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: 文庫
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5年前にTVゲーム版を遊んでクリアした時の感想も「濃い!!」と書きました。
TVゲーム版=小島秀夫監督の意図を著者がしっかり受け止めていたからこそ、同じ感想になったのだと思います。
いまは故人となってしまった伊藤計劃さんがいかにメタルギアシリーズを愛していたか、それが非常にわかります。
以前、小島監督がポッドキャスト”ヒデラジ”にて、小説版のことを「TVゲーム版のほうが負けているかもしれない。」という趣旨のコメントをしました。私は「ちょっと大袈裟だなぁ。」と思いましたが、この小説版を読んで納得。
MGS4のTVゲーム版では伝えきれなかった「メタルギアシリーズの集大成」という側面を、この小説版が補完しています。
「この小説版とTVゲーム版、合わせて1つのMGS4」
という認識が一番適切なのではないかと思います。
とにかく「濃い」作品でした。