赤の発見 青の発見

<07:08>
 10年前、東京在住の時に八重洲ブックセンターで買ったこの本を昨日読み終えました。

赤の発見 青の発見

赤の発見 青の発見

感想は、
”10年前にきちんと読んでおくべき本だった、
 と断言してしまうほど素晴らしい本”です。
10年前、青色LEDが話題になったときに西澤潤一氏、中村修二氏の対談が載っているということで買ったものの、始めのほうはちょっと専門的・理論的なところがあって、そこでつまずいたままでした。
 しかし、今年の秋、いろいろ片付けているとこの本が出てきました。
その時”あ、これはきっとこれは30代のうちに読んでおけ”という神の思し召し(?)に思えて最初から読みなおしました。専門的なところはあまり深く考えないで読みました。
そして、後半のお二人の対談。
これがもう実にテンション高くて熱い!!
世界的な研究者ならではの高い次元の話。話の中身に一部ついていけてないけど、ライブ感のある文章。
技術系社会人に勇気と元気を与えてくれる本です。
”なんで10年前買ったときに読み終えなかったんだ!!”
と、本当に後悔しています。
とにかく、技術系の方は一度読んでみてくださいな。