本当に強い人間とは、周囲の人達の意見や雰囲気に左右されずに、自分の信念を持って生きている人だと思います。だからと言って、強引に自分の意見を押し通すのではなく、しっかり周囲の理解を求めながら進めていく人だと思います。
13年くらい前、入社2年目のときですが、とても嫌な上司についたことがあります。
ここでは書けないような嫌がらせを受けていました。強そうな口調で逆らえず、無理にその上司に合わせていました。周囲も嫌がっている自分を楽しむような風潮でした。
その上司の下に就いて半年くらい経ったある時、職場のボスが”下からの意見を上司に挙げるような機会を設けよう”と提案してきました。自分はその時、切れました。そんなの偽善でしょう！！と。そのボスも、自分がその上司から嫌がらせを受けているのを知っていました（そのボスも一緒に楽しんでいましたが）。さすがにマズい状況だと気付いたのか、その上司を呼んでその嫌がらせを止めるように指示しました。普段は自分に対して強い口調の上司が、ボスの前で穏やかな口調に変わっていました。その上司の態度の変わりように、”強そうにふるまっても、こいつ（その上司）は見かけ倒しだ”と切れそうになりました。
それ以来、本当の強さって何だろうと考えるようになりました。最近思うのは、去年の岡田JAPANや、つい最近世界一になったなでしこJAPANのように、周囲の声に左右されずに自分たちの信念を持ってひたすら目標に向かって進んでいくことじゃないかな、ということです。
じゃあ、今自分に何か信念を持ってやっていることがあるのかと言われると、、、ないです。
ただ、この30代のうちに、来年の40歳の誕生日までに、人生後半戦をどう生きるか信念を持ちたいです。
