自分の人生の中で、心に残った本、いろいろあります。その中で”読むことにより精神的にかなり助けてもらった”3冊を紹介します。
まずは1冊目:パーキーパッドの日々(P.K.ディック短編集)
ディック傑作集〈1〉パーキー・パットの日々 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: フィリップ・K.ディック,浅倉久志他
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1991/01/01
- メディア: 文庫
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この本に納められているどの短編も面白いのですが、それ以上に自分にとって心を魅かれたのがこの本の冒頭に載っているディックのまえがきです。その中に、確かこんな言葉があったと思います(うる覚えですいません)。
”若い時は理不尽に苦境に立たされる時があるが、それを生きる勇気と、意志と、分別で乗り切ってほしい。”
思わず涙が出てしまいました。P.K.ディックから応援してもらっている気分になりました。その後なんとか大学院のほうは2次募集に滑り込みました。この言葉がなかったら、落ち込んだままで2次募集すら危うかったと思います。
つぎに2冊目:リセット人生再起動マニュアル(黒木安馬著)
リセット人生・再起動マニュアル―人生お一人様一回限り 2000年成功人間学
- 作者: 黒木安馬
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 1999/12
- メディア: 単行本
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それ以来、黒木安馬さんの著書を読むようにしています。
そして3冊目:小さいことにくよくよするな(リチャード・カールソン著)
小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)
- 作者: リチャードカールソン,Richard Carlson,小沢瑞穂
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 文庫
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”この本が、自分を助けてくれるのか”そんな半信半疑な気持ちで購入しましたが、本当にこの本には助けられました。
おそらくこの本を読んでいなかったら、精神的に破たんして人生からサヨナラしてたかもしれません。
所詮、すべては小さいこと、という言葉が自分の心を軽くしてくれました。そして最後のページ”100年後にはみんな別の人”という言葉が、一番自分の心を救ってくれました。
もし、心の風邪をひいている方がいたら、この3冊をお試しあれ。
それでは、おやすみなさい。