ゲーム機と私 第8章(1997年10〜12月)

 この年の10月から、東京都での都会生活から某県某市での緑に囲まれた生活(?)が始まりました。当然、周りに家電量販店なるものはなく、ゲームもコンビニの定価買い、もしくは近くの町まで電車に乗って定価1割引程度で買うような感じで、、、なんか寒い田舎暮らしでした。このころは、サクラ大戦やってたかな。アキバに行くには電車で2〜3時間(新幹線を使えば1〜2時間)、片道は安くて¥1620円(新幹線を使うと¥4000円前後)、毎週末通うというわけにも行かないよなぁ、、、、ああ、さらば、秋葉原!!
 と、思っていたら、タダ、もしくは数百円で秋葉原に行ける手が見つかったのです!!、、、それは、”東京出張帰りに秋葉原”作戦(?)でした。この頃は、まだ新人ということもあり、月に1、2回ほど東京で行われる社外委託の技術研修や展示会などに参加しておりました。大抵午後5時には終了するので、出張任務終了とともに秋葉原に行っておりました。これはとてもラッキーでした。この機会を上手く利用してサターンのデッド・オア・アライブ(DOA)とか、未来警察ウラシマンのサントラCDとか買ってましたよ、、、、
 この年の11月は、サッカー日本代表がワールドカップ初出場を決めて盛り上がっておりました、、、、あれから8年か、、、、でも、なぜか、このときサターンで爆発的に売れた”Jリーグプロサッカーチームをつくろう!2”には全く興味を示さず、DOAに夢中でした。
 で、いよいよこの年の12月下旬、年末商戦もラストスパートかかり始めの12月23日、自分は、秋葉原〜新宿ヨドバシカメラの”年末ゲーム購入ツアー(?)”をしました。このとき買ったのは、サターンでは、”七つ風の島物語”、”セガ・ツーリングチャンピオンシップ(STCC)”、”グランディア”、PSでは”グランツーリスモ(GT)(確か、発売日当日)”、、、、あともうちょっと何か買ったかもしれませんが忘れました。おそらく初めての”TVゲーム大人買い”、ボーナスが手付かずでしたし、何もローンしてませんでしたので、このころは財政的に余裕がありました。
 このとき、家に帰って一番最初に始めたのが、STCC、そしてその次にGT、、、、正直言って、どちらも¥5000円くらい払って買いましたが、中身としては明らかにGTの勝ち!!、、、、STCCは結局誰かにプレゼントしたな、、、寒いぜサターン。
 七つ風物語は、天下のエニックス(当時)がサターンで出す、ということでエニックスに敬意を表して買いました(とはいっても、税抜¥2980円くらいに値下がりしてましたが)。しかし、あの作品の独特世界ゆえ、内容的には一般大衆向けしなかったな、、、、個人的には好きでしたが、、、、でも、本格的に遊んだのは買ってから4、5年後だったし、2ヶ月くらい前、某オークションで売っちゃったよな、、、
 グランディア、、、この年末商戦話題の大作RPGでしたね。定価が¥7800円(税抜)ということで、金額的に敬遠する輩が多くなることが懸念されたせいか、実売価格は¥5880円(税抜)だったので一安心して購入。オープニングから結構凝った作りだったし、背景をフルポリゴンで描画して、LRボタンでグルグル廻せたし、ゲームアーツの意気込みが伝わる作品だったよなぁ。でも、本格的に遊んだのは1999年の3月〜5月。話題性で買ったものの、この頃RPG自体には、それほど興味がなかったのです。
 、、、、、結局、この年末年始はGTにハマッており、セガゲーマーの面影はどこへやら、、、、という感じでした。こんな調子じゃ、1998年からPSでしか遊ばないのでは?!、、、、、とおもいきや、サターンの猛攻が、、、
(次回、6月29日(水)掲載予定)

それではおやすみなさい。