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昨晩観てきました、映画「天気の子」;
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感想は「一言では表せないけど、前作以上に新海誠が冒険した意欲作」です。
・雨の続く東京=先行き不安な日本や世界情勢
・晴れ=未来への希望
・主人公の少年少女たち、、、、閉塞感の中生きている日本人
という形で描こうとした、私はそう解釈しました。
前作「君の名は」は、ある意味ピュアなストーリーで、観客の満足度は高かったと思います。
今作では、新海監督は敢えて賛否両論狙い、との記事がありました。
たしかに、なるほど。
ちょっとネタバレになりますが、、、、
(一応、ちょっと改行)
少年少女にとってはちょっといかがわしい、東京の裏の面もちょっと描いています。
主人公たちが警察に追われる場面もあります。
この物語をどう着地させるか、おそらく数パターンあったと思います。
クライマックスのあのシーンで、あのままファンタジー的な終わり方するのかと思ったら、、、、おっと、これ以上は書くとマジでネタバレになるので止めます。
でも、ラストの光景は、下手すると、10年後の東京を予言しているかも?!
ちょっと視点をずらして、、、、
今作の作画技術、映像美、さらにパワーアップしている感があります。
「雨」を舞台にするアニメって、雨の感じを出すために作画が大変になるのですが、前々作「言の葉の庭」で培った技術が活きているのだと思います。
個人的には、今回の「天気の子」非常に好きな作品です。
今年観た映画では、一番のお気に入りです。
敢えて、賛否両論を恐れない新海監督、次回作も期待します。